お盆の時期になると、ご先祖様を供養する機会が増え、お寺やご自宅で般若心経を耳にする方も多いのではないでしょうか。
「お経の意味はよくわからないけれど、不思議と心が落ち着く」
「いざ唱えるとなると般若心経の読み方がわからなくて不安…」
と思ったことはありませんか?
ご覧いただきありがとうございます。大湯石材店の横山です。
この記事では、法事や葬儀、ご自宅でのお勤めにもすぐ使えるよう、般若心経の全文にふりがな(読み仮名)を付けて掲載しています。
PCやスマートフォンで見やすく整え、印刷しての使用や写経の練習にも活用できます。
ぜひ声に出して読んでみてください。お経がより身近に感じられ、心が落ち着く時間になるはずです。
最後までお読みいただけましたら幸いです。
般若心経(はんにゃしんぎょう)とは?|意味と背景
般若心経(はんにゃしんぎょう)は、わずか262文字に仏教の智慧(ちえ)が凝縮された短いお経です。
大乗仏教の経典のひとつで、「空(くう)」の思想を説き、苦しみや迷いから解放されるための真理を示しています。
日本では多くの宗派で唱えられますが、宗派や地域によって扱い方は異なります。
葬儀・法事・お盆の供養などの場で読まれることが多く、天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗などで読まれるお経として写経や日々の読誦(どくじゅ)にも親しまれています。
般若心経の正しい読み方
発音ははっきりと:
小さな声よりも、はっきりと響く声で。
一定のリズムで:
早すぎず遅すぎず、落ち着いたペースで読む。
句読点の代わりに呼吸で区切る:
意味の切れ目で一呼吸入れると読みやすい。
無理に抑揚をつけない:
感情を込めすぎず、淡々と読むのが仏典の基本。
読み方は宗派で異なる場合あり:
お寺や僧侶の唱え方に合わせるのが安心です。
般若心経(ふりがな付き全文)
※スマートフォン・PCで読みやすいように整形しています。印刷しての使用も可能です。
観自在菩薩
行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空
度一切苦厄
舎利子
色不異空
空不異色
色即是空
空即是色
受想行識
亦復如是
舎利子
是諸法空相
不生不滅
不垢不浄
不増不減
是故空中
無色無受想行識
無眼耳鼻舌身意
無色声香味触法
無眼界乃至無意識界
無無明
亦無無明尽
乃至無老死
亦無老死尽
無苦集滅道
無智亦無得
以無所得故
菩提薩埵
依般若波羅蜜多故
心無罣礙
無罣礙故
無有恐怖
遠離一切顛倒夢想
究竟涅槃
三世諸仏
依般若波羅蜜多故
得阿耨多羅三藐三菩提
故知般若波羅蜜多
是大神呪
是大明呪
是無上呪
是無等等呪
能除一切苦
真実不虚
故説般若波羅蜜多呪
即説呪曰
羯諦
羯諦
波羅羯諦
波羅僧羯諦
菩提薩婆訶
般若心経
現代語訳や意味を知りたい方へ
般若心経の意味や背景を知ると、読経がより深く感じられます。
簡単にわかりやすい現代語訳をご紹介しております。
まとめ
いかがでしたか?
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般若心経は、短くても仏教の核心を説く大切なお経
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正しい読み方は「はっきり・一定のリズム・呼吸で区切る」
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ふりがな付き全文を活用して、自宅でも法事でも安心して唱えられる
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現代語訳も合わせて読むと理解が深まる
この記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
以下より、般若心境の資料をダウンロードできます。
般若心経ってどういう意味?現代語訳を知りたい方はこちら
こちらの記事では、可能な限りわかりやすく般若心経について解説しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。