おはようございます。
青森県弘前市おおゆ石材店のブログです。
暑い日が続いていますが、
みなさん体調は崩されていませんか?
夏バテなどで食欲がなくなりがちでも
水分補給はしっかりと!
といっても、麦茶や水だけ飲むと
血液の中の電解質のバランスが崩れ、
体が浸透圧を保とうとするために尿などによって
余計に水分を排出してしまい
よけいに脱水症状になりやすくなるそうです><
ミネラル補給を忘れず、健康に夏を過ごしましょう!
さて。
「水分」といえば
墓石にも水が関係していることをご存知ですか?
石には目には見えない無数の目に見えない空間があり、
そのために水を吸う性質を持っています。
どのくらい水を吸いやすいかは石種によって異なり、
一般的には白御影石の方が黒御影石より
水を吸いやすい性質を持っている種類が多いです。
当店の展示品のプライスPOPには
「吸水率(きゅうすいりつ)」という項目で
どのくらい水を吸いやすい石なのか
数字が記載されています。
(例)
数字が小さいほど水を吸いにくい性質を持っている
とされています。
■なぜ、吸水率が大事なの?
吸水率は、
石の耐久性に関係しています。
吸水率が高い=石に水を吸う空間があればあるほど
屋外に設置されている墓石が雨風にさらされたとき
石の内部に水分が貯まりやすくなります。
その水が抜けきらずに蓄積されると
表面のツヤや色味の変化だけでなく
冬場の凍結などによりヒビ割れの原因にもなると
いわれています。
一方、吸水率の低い石種は密度が高く、
内部に蓄積される水分量が少ないため
長く表面の状態を保つことができ、
劣化しづらく耐久性も高いといえるでしょう。
お墓えらびの際は、
プライスPOPに書かれた数字に注目してみるのも
「こんなお墓が欲しかった!」と
満足できるお墓づくりのポイントになるかもしれませんね♪