こんにちは。
GW突入ですね。
GWは県外からの車も多く事故も増えます。
皆様、お出かけの際はどうぞお気を付けて(‘ω’)ノ
さて。
前回に続き、本日もスペイン・アンダルシア地方のドルメン(支石墓)について。
今回は「ビエラ」
ビエラ支石墓は紀元前3000年前の建造物であると言われています。
メンガ支石墓と同じく内部も外部も巨石で支える技術を用いて造られています。
長い通路の先に長方形の部屋があり、それが玄室であると推測されています。
ビエラ支石墓は約50メートルほどの墳丘で覆われていて、面白いのはその設計。
以前、アイルランドのニューグレンジ(新石器時代の羨道墳)の設計について載せましたが(冬至の明け方に通路から玄室へ日光が差し込む設計)、このビエラ支石墓は、夏至の日中、正確に玄室を照らす設計になっています。
計算機もない時代に、名前も残らない設計者の凄さ。
そして、日の光は偉大ですね。
紀元前では、今よりもっともっとその偉大さを感じていたのではないかと思います。
歴史上、どの時代も太陽信仰はありますしね。
自然があっての生活だと、現代人も思い出さないといけませんね。
では。
次回もスペインの遺跡についてお話ししたいと思います(^o^)丿