こんにちは。
除雪が重労働になるような雪が降りましたね。ぎっくり腰もちの人間にとっては腰の警戒も怠れません。
皆さんも除雪の際の怪我には十分気を付けてくださいね。
さて。
今回はエジプトの岩窟墓群について少しお話ししたいと思います。
エジプトのルクソール。ナイル川西岸に位置する岩山の谷、通称「王家の谷」と呼ばれています。
墓群の名の通り、たくさんのお墓が発見されている場所です。
2014年には、ミイラが50体ほど埋葬された地帯(現在でいう共同墓地)も発見されています。
(国や時代が変わっても共同墓地は存在しているのですね)
エジプトのお墓といえばミイラ。
なぜミイラとして死者を埋葬したのか?という話も少し。
古代エジプト人の信仰では、人間の霊魂は5つの要素で構成されているとされ、この5つが揃っていなければ「再生」できないと考えられていたようです。
死後の再生「第二の誕生」という観点から、身体を保存しなければいけなかったのですね。
そこで遺体にハーブや塩等で腐敗加工を施し、布で巻いて棺に入れたというわけです。
どんなに時代がかわっても、死者への気持ちは同じですね。
古代エジプト人の信仰はないのでミイラになりたいとは思いませんが(笑)、家族に思って送ってもらえるよう、真っ当に生きていこうと思います。