「お盆の準備って何をすればいいの?」
「わからないことだらけで不安」
そのようなお困りごとはありませんか?
ご閲覧いただきありがとうございます。
弘前市の大湯石材店の横山です。
先日、お墓の購入をご検討中のお客様から
「お盆の準備って何をすればいいの?」というご質問をいただきました。
初めてのお盆は、わからないことばかりで不安になりますよね。
実は、お盆の迎え方や準備は、地域や宗派、お寺様によって様々です。
しかし、基本的な流れや押さえておくべきポイントは共通しています。
この記事では、特に「新盆(にいぼん・しんぼん)」を迎える方に向けて、準備の進め方や具体的なスケジュールをわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
「新盆」とは?時期の確認から始めよう
故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を「新盆」と呼びます。
2025年(令和7年)の新盆に当たるのはいつ?
正確には、**「忌明け(四十九日)後に初めて迎えるお盆」**が新盆です。
- 2025年8月に新盆を迎える方
- 2025年6月24日以前に亡くなった方
- 2026年に新盆を迎える方
- 2025年6月25日以降に亡くなった方
新盆の準備はいつから始める?
新盆は通常のお盆よりも準備することが多くなります。
お寺への依頼や親族への連絡など、早めの行動が大切です。
7月中にやるべきこと
- お寺への依頼:
- 法要を行う場合は、早めにお寺に連絡し、日程の相談をしましょう。お盆期間中は僧侶が忙しくなるため、遅くとも1ヶ月前には連絡を入れるのがおすすめです。
- 仏具のチェック:
- お盆に使う仏具(お盆提灯、位牌、仏壇など)に不足がないか確認し、必要であれば購入・注文をします。
- 新盆特有の準備:
- 親族を招いて法要を行う場合は、案内状の準備、会食の場所やお弁当の手配、法要後の返礼品の準備も必要です。
- 新盆用の特別な提灯(白提灯)を用意する場合もあります。
お盆期間中の流れ(8月盆の場合)
ここからは、お盆期間中の一般的な流れを追っていきましょう。
8月12日: お迎えはじめ
- お仏壇や盆棚を飾りつけ、お花やお供物、ろうそく、線香を供えます。
8月13日: 迎え盆
- お墓参り: ご先祖様をお迎えに行く気持ちでお墓参りをします。お墓の掃除や草むしりも済ませておきましょう。
- ご霊膳と水の子: ご先祖様へのお供え物として、ご霊膳(精進料理)や水の子、なすやきゅうりで作る馬や牛を供えます。
- 迎え火: 夕方、家の門口やお墓で「迎え火」を焚き、ご先祖様の霊が迷わずに帰ってこられるように道しるべを作ります。
8月14日・15日: 盆中日
- ご先祖様の霊をおもてなしする期間です。
- 毎日、ご霊膳などのごちそうをお供えします。
- お墓参りに行ったり、僧侶を招いて読経をあげてもらったり、親族で集まり会食をしたりします。
8月16日: 送り盆
- 「送り火」を焚いて、ご先祖様の霊を送り出します。新盆用の提灯やおがらを一緒に燃やす地域もあります。
まとめ: 大切なのは「ご先祖様をお迎えする気持ち」
お盆の準備は「やることが多くて大変そう…」と感じるかもしれません。しかし、一番大切なのは「ご先祖様や故人を想い、心からお迎えする気持ち」です。
地域やお寺様によってしきたりは異なりますので、ご不安な場合はご相談ください。おおゆ石材でも、お客様のお話を伺いながら、安心して供養ができるようお手伝いをさせていただきます。
皆様のお盆が、故人を偲び、心穏やかに過ごせる時間となりますように。
お盆提灯、仏具、お墓のお手入れなど、お盆に関するご相談も承っております。
大湯石材店へお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。