【徹底解説】お墓の掃除の仕方!墓石を傷つけない手順と3つの重要な注意点

「久しぶりにお墓参りに行ったら、水垢やコケがひどくてショックを受けた…」

「ご先祖様に失礼のないようにきれいにしたいけれど、硬いブラシでこすって墓石を傷つけたらどうしよう」

 

お墓を前に、このようなお悩みや不安を抱えていませんか?

 

お墓は、ご先祖様が安らかに眠る大切な場所であると同時に、非常にデリケートな石材でできています。

正しい知識がないまま自己流で掃除をすると、シミや傷をつけてしまい、かえって劣化を早めてしまうこともあります。

 

この記事では、「墓石を傷つけたくない」という不安を解消し、気持ちよくお墓参りをするために、プロが実践する「墓石を長持ちさせるための正しい掃除手順」と「絶対にやってはいけない3つのNG行為」を徹底解説します。

 

正しい知識を身につけ、感謝の気持ちを込めたお手入れで、お墓を美しく蘇らせましょう。

 


1. お墓掃除で用意するもの(必須アイテム&便利グッズ)

 

お墓掃除を始める前に、まずは必要な道具を準備しましょう。基本的に、特別な洗剤などは必要なく、水だけでOKです。

承知いたしました。お墓掃除の準備リストを表形式から箇条書きに整理し直します。


 

1. お墓掃除で用意するものリスト

 

お墓掃除に必要なアイテムを、「必須アイテム」と「あると便利なもの」に分けてご紹介します。

 

🧹 必須アイテム(必ず用意するもの)

 

  • 清掃用
    • バケツ(水くみ用)
    • スポンジ
    • 柔らかい布(雑巾)
    • ほうき、ちりとり
  • 手入れ用
    • 軍手またはゴム手袋
    • ゴミ袋
  • その他
    • 新しい水(お供え用)

 

✨ あると便利なもの(作業効率がアップするもの)

 

  • 清掃用
    • 歯ブラシ(墓石の細かい溝や文字部分の掃除に)
    • 柄付きブラシ(手の届かない場所や広範囲の掃除に)
    • 墓石専用洗剤(水洗いだけで落ちない頑固な汚れ・コケ対策に)
  • 手入れ用
    • ペットボトル(少量の水やりや、仏具内の水を替える際に便利)
    • 玉砂利専用の網(玉砂利をまとめて洗う際に便利)

 

💡 ポイント:

  • 墓石を傷つけないよう、必ず柔らかいスポンジや布を用意しましょう。
  • 墓石の文字の溝や継ぎ目など、細かい部分の掃除には歯ブラシが非常に役立ちます。

 


2. 【5ステップ】お墓掃除の基本的な手順と正しいやり方

 

お墓掃除は、「周りから中央へ」「上から下へ」が基本です。以下の5つのステップで、効率よく、かつ丁寧にお手入れを行いましょう。

 

ステップ1:お墓の周りの環境整備(ゴミ拾い・雑草抜き)

 

まずは墓地の区画全体を整えます。

  1. 落ち葉、枯れた花、お供え物などのゴミをすべて拾い、持ち帰ります。
  2. 区画内に生えている雑草を根元から丁寧に抜き取ります
  3. 掃き掃除で全体のホコリや砂を取り除きます。

 

⚠️ 注意点: 抜き取った雑草やゴミは、墓地の備え付けのゴミ箱がない限り、必ず持ち帰りましょう。

 

ステップ2:玉砂利(じゃり)の掃除

 

玉砂利(敷き詰められた石)は、ホコリや砂が溜まりやすい部分です。

  1. 玉砂利をバケツや目の細かい網に入れ、水でよく洗い流します
  2. 土が混ざっている場合は、一度取り除き、乾かしてから敷き直すと見栄えが良くなります。

 

ステップ3:墓石と水鉢・花立を水洗いする

 

いよいよ墓石本体の掃除です。

  1. 墓石全体にたっぷりと水をかけます。
  2. 柔らかいスポンジや布に水を含ませ、上から下へ、円を描くように優しく拭き洗いします。
  3. 水鉢や花立、線香皿などの仏具も取り外し、内側まで洗って汚れを落とします。

 

ステップ4:頑固な汚れを落とす(コケ・カビ対策)

 

水洗いだけでは落ちない、文字の溝や継ぎ目のコケ、水垢、カビには、以下の方法で対処します。

  • 細かい溝: 歯ブラシや柔らかいブラシを使って、優しく掻き出すように汚れを落とします。
  • 頑固な水垢: 水洗いで落ちない場合に限り、**必ず「墓石専用の洗剤」**を使用します。使用上の注意書きをよく読み、使用後は洗剤が残らないように十分に水で洗い流しましょう。

 

ステップ5:仕上げの拭き上げと清掃

 

仕上げの作業が、お墓を美しく保つ重要なポイントです。

  1. 再度、全体に水をかけ、洗剤や汚れが残っていないか確認しながらしっかりと洗い流します
  2. きれいな乾いた布や雑巾で、墓石に残った水気を丁寧に乾拭きします。水滴が残ると、シミや水垢の原因になります。
  3. 取り外した仏具を元の位置に戻し、新しい水や、お花を供えれば完了です。

 


 

3. 墓石を傷つけないための3つの重要な注意点(絶対NG行為)

 

お墓掃除で最も注意したいのは、「墓石を傷つけないこと」です。以下の3点は、大切なお墓を守るために絶対に避けてください。

 

1. たわしや硬いブラシで強くこすらない

 

「頑固な汚れを落としたい」とつい力を入れてしまいがちですが、金たわしや硬いナイロンブラシ、サンドペーパーの使用は墓石の表面に細かい傷をつけたり、光沢を失わせる原因になります。

汚れがひどい場合でも、柔らかいブラシ(歯ブラシなど)で根気強く優しく洗うのが基本です。

 

2. 家庭用洗剤・漂白剤は絶対NG!墓石専用を使う

 

一般的な**台所用洗剤、洗濯用洗剤、カビ取り剤(塩素系漂白剤)**などは、墓石を痛める成分(酸やアルカリ)が含まれているため、使用しないでください。

洗剤を使う場合は、石材店や仏具店で購入できる**「墓石専用の洗剤」**に限定し、使用方法を守りましょう。

 

3. 除草剤は使わない(周囲への配慮)

 

お墓の周りの雑草対策として除草剤を使いたくなるかもしれませんが、液剤が隣接するお墓や周囲の植物に影響を及ぼす可能性があります。

手間はかかりますが、手作業で抜き取るか、石材店に相談して防草対策を行うようにしてください。

 


 

まとめ:気持ちを込めて、正しい方法でお手入れを

 

お墓掃除は、単なる作業ではなく、ご先祖様への供養と感謝の気持ちを伝える大切な時間です。

優しく、水で、乾拭きまで行う」という基本と、「絶対にNGな行為」を守れば、あなたの不安は解消されます。正しい方法で定期的にお手入れをすれば、お墓は長きにわたって美しく保たれるでしょう。

 


 

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