こんにちは。おおゆ石材のブログです。
今日は寿陵墓についてです。
生きているうちにお墓を建てることを寿陵あるいは、生前墓と呼びます。
仏教では生前に自分の供養を行うのは高尚で縁起の良い行為と考えられております。
元々寿陵は中国で不老不死を深く信仰した秦の始皇帝のお墓が起源と言われており、
日本では聖徳太子がその習慣を取り入れて寿陵を建てたと記録されています。
近年では、遺族に金銭的な負担や、建墓に関わる労力をかけないようにしたいとか、
自分好みのデザイン・石種でお墓を選びたいという理由から建立する人が増えています。
また、寿陵で建立したお墓も魂入れ(開眼供養)は必要です。魂入れを行うことで先祖との
絆が生まれ「先祖代々の墓」となります。