おはようございます。
弘前の大湯石材店です。
今日は穏やかで天気のいい日ですね。しかし台風19号が近づいて来ています。とても心配です。
さて、今日はお墓の繋ぎ目・目地についてです。
お墓は完成までに、沢山の繋ぎ目が出来ます。その繋ぎ目をふさいでいるのが、コーキング材という物です。
古いお墓には使われていません。昔はお墓の石を乗せるだけでした。少し新しい物で、今でも使う工法のホゾを付けて重ねた物があります。
昔と石の加工方法が変わった事もありますが、より綺麗で、長持ちさせる為に現在の加工方法になった物と思われます。それに伴い繋ぎ目をきちんと塞ぐ必要性が出てきました。
現在の加工方法は昔より、水の力(水面張力で表面張力が起きる)で重ねた石が動くという事が起き易くなっています。
ただこれは、隙間に水が入りこんだ場合です。そうならない為に隙間をコーキング材で埋めてあるのです。
コーキング材の役割は重要です。しかし、コーキング材は永久にもつ訳ではありません。10年目安で取れかけて来たら補修が必要になります。
お墓参りをした時に掃除をしながら、お墓の繋ぎ目を観察してみて下さい。取れていて心配になったら、当おおゆ石材店にご相談下さい。
お墓のメンテナンスをしっかりやっていつまでもキレイなお墓を保つようにして行きましょう。