こんにちは 弘前市のおおゆ石材のブログです。
先日、お墓購入をお考えのお客様から、初めてでわからない事ばかり、お盆はどうしたらいいの?とご質問がありました。地域や宗教・お寺様により違いますが一般的なお話や自分の体験をお話しました。お客様の不安を解消したり問題を解決していくことが私達の仕事だとあらためて感じました。
そこで今回は、お盆の準備についてお話します。
先日のお客様の様に、初めてお盆を迎えることを「新盆」といいます。ただ、正確には「忌明け(四十九日)後に初めて迎えるお盆」が新盆で、今年の8月に新盆を迎えるのは2018年6月29日以降に亡くなった方が新盆になります。同じように今年の6月29日以降に亡くなった方は来年が新盆ということになります。
新盆で法要を行う場合、お盆期間中、お寺は一年の中で一番忙しいので、早めに相談しましょう。また親戚や知人を招いての法要の場合は、案内・法要後の会食の場所やお弁当手配などの準備が必要になります。
一般的なお盆のながれ(8月盆)
7月
○寺院への依頼
○不足している仏具チェック・注文など
○新盆の場合
会食やお弁当の予約、返礼品の準備、新盆用提灯準備など
8月
○お仏壇の掃除、盆棚使用の場合は組立て・飾付け、提灯の組立て・飾付け
○お墓の草刈り・お掃除
12日 お迎えはじめ
○お花・お供物・ろうそく・線香
13日 迎え盆
○ご霊膳・水の子・なすときゅうりなど供えます。盆棚の場合は位牌を盆棚に移します。
○お墓参り
○迎え火 夕方、お墓や家の門口で迎え火を炊きます。
14~15日 盆中日
○ご霊膳などのごちそうを作りお供えします
○お墓参り、僧侶を招いて読経、親族で会食など
16日 送り盆
○送り火を焚いてご先祖の御霊を見送ります。(新盆の提灯やおがらも一緒に焼く)
地域によって違いますので、寺院や周りの方にご相談しながら準備されると良いでしょう。
いろいろやることが多く面倒だと思われますが、お迎えする気持ちが一番ですので、自分のできる範囲でお盆を過ごしましょう。