こんにちは。
雨が凄いですね。
急に気温も下がったので、体調には気を付けて下さい。
さて。
今日はシチリア島のネクロポリスについて。
「パンターリカの岸壁墓地遺跡」はシラクサの古代ギリシアの都市遺跡とともに、2005年に世界遺産登録されました。
紀元前13世紀~7世紀頃までのネクロポリスで、5000以上のお墓があるそうです。
ネクロポリスとは、巨大墓地や埋葬場所のことをいいます。
語源はギリシア語の「死者の都」で、墓所だけでなく、人の住まなくなった都市の事もさすようです。
パンターリカは渓谷に囲まれた台地で、自然の地形による古代道もあり、一般の人も比較的近寄りやすいようになっているそうです。
土地が広く、お参りしやすい場所を墓地に選ぶという点は、古代人も現代人も埋葬に関し考えることは同じですね。
遺跡を見ると、人々の文化や考え方が見えてきます。
歴史は、本当に楽しいですね。