そもそもお墓ってなに?

おはようございます☀

【青森県弘前市 おおゆ石材店 お墓のブログ】です。

 

気になることがあったので調べました。

 

”お墓”って当たり前にみんな知っているけれど

“お墓”ってそもそも何なんだ?と。

そう思ったことはありませんか?

亡くなった方を弔うためのもの、ご先祖様のためのものなど

もちろん、一般常識として既にお墓のことはご存知かと思いますが

どうぞ最後までお付き合い下さい。


まずはこちら

(面倒くさい方は読み飛ばしてください)

 

■リサーチデータ お墓参りに関する調査(2014年)

「今年お墓参りをした人は全体の65%、40代以上で高く、20・30代では低い。将来の自分の墓についての希望は男女で異なる

 

私が気になったのは、「男女で自分のお墓への意識にはっきりと差がある」という部分です。

女性は「将来自分が入る『お墓』のことで子や孫に迷惑をかけたくない」「自分が入る『お墓』のことを考えると憂鬱な気持ちになる」という回答率が高く、逆に男性は「自分が『お墓』を守らなければいけないという責任を感じる」「『お墓参り』は自分の子供や孫にもしてもらいたい」という回答率が高いそうです。

自分自身の埋葬方法に関するデータでは、男性は「先祖代々の『お墓』」「新しく『お墓』を建てる」が上位2位を占め、女性は「散骨」「先祖代々のお墓」とほぼ並んで1位という結果でした。


さらに合わせて見ると興味深いデータがこちら!

(面倒くさい方は読み飛ばしてください)

 

■リサーチデータ 終活に関する調査(2018年)

「『終活』をする理由は「家族に迷惑をかけたくないから」が7割、女性の『終活』意向がより強い結果に」

 

「終活」という言葉を聞いたことがある人は9割を超え、「エンディングノート」を認知している人は8割を超えています。

しかしながら、実際に用意している人や終活を始めている人は1割ほどという結果でした。

40代以上から「終活」をはじめる人がほとんどだそうですが、理由はダントツで「家族に迷惑をかけたくないから」が多く、「病気やケガ、介護生活で寝たきりになったときに備えるため」「葬儀などの希望を家族に伝えるため」と続きました。何れの項目でも男性より女性の回答率が上回っていたそうです。


男女でずいぶん自分のお墓に対する意識に差があるのがわかりました。

この差は一体どこからくるのでしょう??

 

それを考えた結果、行きついたのが「そもそもお墓って何?」という疑問なわけです。

■伝統的なお墓 とは

■お墓の役割と意味

お墓には「ご遺骨の収蔵場所」という機能の他に、下記のような役割を持ちます。

・家や家の継続性のシンボル

・先祖を祀り感謝する場

・故人とのつながりの場・ツール

 

■伝統的なお墓とそのしくみ

お寺にある「○○家の墓」「○○家先祖代々乃墓」という例のアレ。家墓(いえはか)と呼ばれるものです。

伝統的家墓は以下のような仕組みを持ちます。

・一家は檀家となっている寺に一つお墓を持つ

・一人の子供、通常長男に継承する→したがってその墓には代々長男家族が葬られる

・それ以外の男児は新たにお墓を建てる

 

 

ははーん。

なるほど、こういう仕組みならば男性の方が「自分がお墓を守らなければならないという責任を感じる」「お墓参りは自分の子や孫にもしてもらいたい」という回答率が高かったのも納得です。

 

 

来週の土曜日は、「なぜ、女性がより「伝統<家族に迷惑をかけたくない」という意識が強いのか?」というテーマで記事を書こうかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたヽ(`・ω・´)丿

 

■参照

https://research.rakuten.co.jp/report/20140901/

https://research.rakuten.co.jp/report/20180215

http://www.hakairazu.com/shoukei.html

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