こんにちは。
雪の予報が出ていました。
さすがに今日は寒いですね(>_<)
寒暖差に気を付けて過ごしてください。
さて。
本日は「ステチュツィ」について。
中世墓碑ステチュツィの墓所群は、2016年に登録されたばかりの世界遺産です。
ステチュツィとは、中世ボスニア王国の領域(クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ)だった場所に12~16世紀頃につくられた、広範囲に点在している墓碑の事です。
墓碑は大きく、バルカン半島でも数万点発見されています。
墓碑は列状に配置されていて、特徴的なのはそのモチーフ。
文字、幾何学模様・図形、天体、動植物、民族舞踊の様子等々、当時の文化や生活等とおぼしきものが刻まれています。
何故このような装飾をされているのかは、まだ解明されていないので、これからも新たな発見があるかもしれない遺跡です。
お墓である以上、故人や遺族の思いが込められていると思います。
もし仮に職業や好きだったものが描かれているのであれば、現代のお墓づくりの概念と同じということになります。
時代や民族が変わっても、考えることは同じなのかもしれませんね。