こんにちは。
天気は穏やかですが、風が強くてつめたいですね(>_<)
埃や花粉も舞う季節です。
アレルギーを持ってる方は対策はお早めに。
さて。
今日は世界遺産「スコーグスシュルコゴーデン」について。
スコーグスシュルコゴーデンはスウェーデンのストックホルムに建設された森の中の共同墓地。1994年に世界遺産に登録されました。
墓地の入り口には石の十字架があり、これはキリスト教ということではなく「生と死」という意味合いで、森の中の墓地には約12万人ほどが、宗派に関係なく眠っているそうです。
(余談ですが、この墓地には大女優グレタ・ガルボも眠っているそうです)
世界遺産ではありますが、共同墓地なので、現在も使われています。
火葬場の他に5つの礼拝堂があり、年間数千のお葬式が行われるそうです。
墓地を緑のある公園にしたのではなく、なぜ森の中に墓地をつくったのか。
それには、スウェーデン人の思想にあります。
古くから「死者は森へ帰る」という死生観をもっているそうで、森は故郷という考え方なのだそうです。
森に帰るとは、素敵な思想ですね~(^ω^)
現在、日本でも樹木葬等、自然葬の思考が増加傾向にあります。
人間も生物の中の一部なので「自然に帰る」という発想は、当たり前なのかもしれませんね。