保福寺は、1648（慶安元）年に開創された曹洞宗のお寺さまです。

黒石藩の庇護を受けて栄えてきましたが、2001（平成３）年に火災で焼失、

現在地に移転されたそうです。新しい本堂は威容を誇る堂々とした造りです。

 

 

今回は、旧保福寺の墓地にある古いお墓を解体し、

新しくなった保福寺墓地へお墓を建て直す

お墓のお引越し　兼　建て替えを行いました。

 

 

新しくお墓を建てる前の墓地のようすがこちら。

 

今回はこちらの区画にて、お墓づくりを行います。

 

 

 

淡くやさしい色味のピンク色をしており、

小粒の黒斑がアクセント。

 

落ち着いたピンク色で

価格を抑えたい方の選択肢としても◎。

選びやすく洋型墓石に向いている石種です。

 

 

 

くわしく見ていきましょう。

 

 

 

お墓参りの際は

墓地までの距離があったり、お掃除で一汗かいたり

一苦労する方が多いかと思います。

 

なかなか座るところがないので、

手早く拝んでお帰りになる方も少なくないのではないでしょうか。

 

お墓に一息つけるベンチがあると、

ゆったり腰かけ、お線香をあげ、ほっと一息。

落ち着いて手を合わせることができます。

 

たまのお墓参り、

心も身体もゆとりのある時間を過ごすためのひと工夫です。

 

 

 

お客様のご要望により、

花立と香呂のスキマをなくし、屋根の高さを一定にそろえることで

かんたんに拭き掃除ができるデザインにいたしました。

 

◆香呂について

青森県津軽地方は雪が降る地域ですから、

冬場にお墓のローソク立や線香立てが雪の重みで傷んでしまうことが多々あります。

 

ローソク・線香立てに屋根と扉をつけると、

中の部品を雪から守ることができます。

 

雨風を防ぎやすくなりますので、

小雨や風のある日でもお参りしやすくなります。

 

◆花立について

石に円い穴をあけ、そこにステンレスのカップを差し込んでいます。

従来のネジ式は折れて故障しやすいというデメリットがありましたので

簡単に取り外しができるよう工夫しております。

 

当社が使用している花立カップはこちらからご覧いただけます。

【おおゆ石材　オンラインショップ】

 

 

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こだわり３.お墓本体の周りもお掃除しやすい「段差なし」貼石施工

お墓本体のまわりも、段差を極力なくして貼石施工にしました。

 

敷き砂利に比べて雑草も生えてこなくなりますし、拭き掃除もかんたんです。

お墓参りの際の荷物置きとしても使用することができます。

 

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こだわり４.雨あがりでも滑りづらく、水はけのよい足元

石は水に濡れるととても滑りやすく、転ぶ危険性がありますので

お墓の足元は他の部分と異なり、ザラザラした滑り止め加工を施しました。

 

手前に向かってゆるやかな傾斜をつけていますので、

雨水が足元に溜まりづらくなっております。

 

いつでも安心してお墓参りをしていただけます。

 

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【墓石の彫刻文字】シンプル・定番。見えやすく明るい白文字で。

お墓に彫る文字は、お客様がたいへん悩まれる部分です。

今回は定番＆シンプルに「家紋」+「〇〇家」を選ばれました。

 

花立にも、家紋が彫られています。

 

色味が薄い石種は、彫っただけでは字や家紋が見えづらくなりますので

文字にお客様のご希望する色をお入れすることが多いです。

（もちろん、ご希望でお入れしない場合もあります。こちらはお好みです。）