鏡餅の上にのっている果物の名前は?

突然ですが、問題です。

お正月に飾られる「鏡餅(かがみもち)」。

二段の丸いおもちの上に乗っかっている果物の名前はなんでしょう?

①みかん

②きんかん

③だいだい

 

▼答えはこちら▼

 

正解は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③だいだい

でした~(*´ω`*)

 

あなたは正解できましたか?

お餅の上にのっているオレンジ色の果物は「橙(だいだい)」といいます。

橙は、その年になった実を落とさずに何年も新しい実をつけていきます。

何代もの橙が1つの木に実っている性質を家族に見立て、家系代々の繁栄を願う縁起物として飾られているそうですよ。

 

 

はい。

 

 

「一年の計は元旦にあり」

といわれるように、日本で大切にされているお正月。

お正月には年神様とよばれる新年の神さまが各家庭に降りてくると考えられ、

その幸運を授けてもらうために様々な習慣が定着しました。

 

2019年もぜひ良運をつかみたい!!

 

、、、ということで、

正月行事についての記事を書いていきます♪

 

今日は鏡餅についてです(`・ω・´)


■鏡餅(かがみもち)とは

丸いお餅がふたつ重なり、上に橙がのった正月飾りのことです。

正月にやってくる年神様が宿る神聖な供物だと考えられています。

 

鏡餅の丸い形は人の魂(心臓)を象徴化したものといわれ

心臓をかたどることで年神様に力を借りて魂の再生を図ったと伝えられています。

また昔の鏡が円形だったことから「鏡餅」と呼ばれるようになりました。

大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表しており、

福徳が重なって縁起がいいと考えられた説があります。

 

神に供えられた鏡餅を鏡開きの日に割っていただくことで、

神の霊力とのつながりが生じると考えられています。

 

■そもそも、お正月にお餅を食べるのはどうして?

お正月にお餅を食べる慣習のルーツは、

平安時代に宮中で健康・長寿を祈願して行われた正月行事「歯固めの儀」に由来します。

もともとお餅は、ハレの日に神さまにささげる神聖な食べ物でした。

また、お餅は長く延びて切れないことから、長寿を願う意味も込められています。

年神様に供えたお餅を神棚から下ろしお供え物をいただくことで、一年の無病息災を祈る気持ちが込められています。

 

一方で、鏡餅に限らず正月に食べるお餅を「年玉」と呼ぶ地域もあるそうです。

これは、年を取らせてくれる穀霊がお餅に宿ることを意味しています。

 

 

■年神様と歳徳神

お正月には神さまがやってくると伝えられています。

 

その神さまについては、

先祖の御霊であるとか

年神様、歳徳神であるとか

日本各地の地方ごとに言い伝えのバリエーションがあります。

時代と共にひとびとの考え方が変化して様々な考え方が生まれたのでしょうね。

 

お正月の神様は、人々に年玉という年齢を授ける神さまでもあり、同時に一年の良運を授ける神様でもあると考えられてきました。

 

正月行事の基本は、生業の上でも、年齢の上でも、運気の上でも、すべてがリセットされるという点にあります。

旧い一年に区切りをつけて新しい年を迎え、年齢を一つ重ねて、運気を更新する、大切な節目とされています。

 


 

いかがでしたか?

お正月のことを知り、古き良き日本の慣習を存分に楽しんで年始を過ごせたらいいですね♪

 

今年も皆様にいいことがありますように。

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