こんにちは!(*´ω`)
青森県弘前市 大湯石材店のお墓のブログです。
今日はとても良い天気ですね。日差しもだんだんと強くなってきて、日焼け止めが活躍しそうな予感がします。
さて、今日は特に女性からの注目度が高い【自然葬】についての記事を更新します🎵
”自然葬”ってなに?
お墓(墓石)に入らず、樹を墓標にしたり、山や海などに散骨したりして、自然に故人をお還しするという埋葬法です。
人間は元々自然から生まれたものなので、亡くなったら自然に戻るのが良いのではないかという考えで選ばれる方が増えています。
お墓のことを考える上で
・承継者がいない(今後のケアが必要ないものが良い)
・遺族への負担を少なくしたい
・宗派にとらわれたくない
という方にはおすすめかもしれません。
ただ、自然葬を選ぶ上での注意点もありますので、どうぞ最後までお付き合いください。
では、自然葬の内容を詳しくみていきましょう!
1.樹木葬
美しい花や木の下で安らかに眠る
最期は自然に還りたいと考える人に人気の埋葬法は、墓石の代わりに桜やバラの樹などを墓標にする”樹木葬”です。
自然葬のなかのひとつで、法律に基づき、墓地として許可された場所に遺骨を直接埋めるのが一般的です。宗旨や宗派はほとんど問われない埋葬法です。承継者のいない夫婦や独身者などの間で関心が高まっています。
2.散骨
大好きな場所で自然に還りたい人におすすめ
海や山などに遺骨をまく、自然葬の1スタイルです。散骨には以下のような場所や方法があります。
■海洋葬
船から海に骨をまく方法です。遺族だけで見送る個別葬や、複数の遺族が同じ船から散骨をする合同散骨など、形態は様々です。
■空中葬
ヘリコプターやセスナ機で、上空から海洋などに散骨する方法です。
■宇宙葬
ロケット等に遺骨をのせて宇宙へ行くタイプです。ロケットは地球軌道を周回後、ロケットごと燃えつきます。
自然葬を選ぶ際の注意点
一見、墓石を建てるより費用もかからず、手軽に個人でもできそうに感じます。しかし、個人で散骨する場合はトラブルに要注意!!あまりオススメできません。
①散骨していい場所なのか確認する
散骨は、どこでも行ってよいというわけではありません。
法務省の見解では、「節度をもって行えば遺骨遺棄罪に当たらない」とされていますが、自治体によっては条例で禁止しているところもあるため、必ず役所へ確認が必要です。他人の私有地(海洋の場合も)に勝手に行うと後のトラブルにもつながりかねますので、その場合あらかじめ土地等の所有者にもきちんと同意を得る必要があります。
また、自宅で散骨を行うのも×。国の定める墓地・埋葬法等や、法務省刑法第190条「遺骨遺棄」等の法律上の関係でできないため、この点は注意して選ぶ必要があります。
②遺骨は必ずパウダー状でまく
遺骨を粉砕することが”散骨”の条件です。遺骨は約2mm~5mmの粉末状にする必要があります。
一般的に、葬儀社や火葬場では粉骨をしないため、事前に相談が必要になります。
これらを個人できちんと行うのはかなり難しいことです。
自然や他人の迷惑を配慮した場所を選ぶことがマナーですので、専門の会社に依頼をしてトラブルを回避しましょう。
いかがでしたか?
今回の記事は当社の”墓活”ハンドブック及びこちらのサイト(https://www.gojyokuru.net/kankonsosai/knowledge/12.html)から引用させていただきました。
気になる方はぜひご来店ください♪(´▽`*)