おはようございます♪
青森県弘前市 おおゆ石材店のブログです。
今日は気持ちのいい晴れの日ですね。
先日のブログで、
雨の日(湿気の多い日)には、
お仏壇の灰のお掃除をおすすめしました。
一方、晴れた日はお仏壇本体のお掃除がしやすい日といえます。
なぜなら、
晴れた日に灰のお手入れをすると
雨の日にくらべて灰が舞いやすいからです。
逆に、雨の日はお仏壇の木が湿気を含みやすく、
湿気を残すとカビの原因になりやすいという特徴があります。
天気によってお掃除する場所を変え、
できるだけラクにお手入れするのが理想♪
本格的なお掃除はお正月、お盆、
春・秋彼岸の前が目安とされていますが
普段から少しずつお手入れしておくとよいでしょう。
今日はお仏壇本体のお掃除の仕方をご紹介します♪
■お仏壇のお掃除の仕方
■用意する道具
毛ばたき、やわらかい布、綿の白手袋など
(毛ばたきやお仏壇用のふきんは当店でも取り扱っております。)
■最初に合掌
お仏壇は、「一に掃除、二に勤行、三に学問。」というくらい
きれいにしておくことが仏様への敬意になります。
最初に合掌をして、白手袋をはめてからお掃除を始めるとよいでしょう。
■お手入れの方法
一般的な手順は
①ご本尊、脇掛け、お位牌
②内部・彫刻部分
③仏具
となります。
おそうじのポイントを5つ紹介します。
①基本は乾拭き
柔らかい毛ばたきや毛のやわらかい筆、やわらかい布を使います。
②優しく丁寧に
細かいところは無理をせず、軽く払いましょう。
彫刻などはキズがつきやすいので
毛ばたきや筆は芯が当たらないように
気をつけましょう。
③金箔には皮脂・汗がつかないように
お仏壇に金箔が使われている場合、
汗や皮脂が残ってしまうことがありますので
お掃除の際は注意しましょう。
また、古いお仏壇の場合、
触っただけで金箔がはがれてしまうことがあります。
そのような場合は、金箔部分には極力触れない方がよいでしょう。
④洗剤・薬品は極力使わない
もし、どうしてもとれない汚れがある場合は
柔らかい布に 中性洗剤を薄めて含ませ、硬く絞って拭いてください。
湿気が残るとカビの原因となることがあります。
水を使ったあとは乾拭きで水気を拭き取るようにしましょう。
⑤仏具のお手入れはメッキはがれ等に注意
仏具のお手入れは、
陶器製の場合は通常の食器と同じように洗ってください。
(やわらかいスポンジをおすすめします)
金属製の場合、表面の加工が落ちてしまうことがありますので
金属磨きなどの薬品は使用せず、やわらかい布で
表面を拭くようにしてください。
以上です。
今日はお仏壇のお掃除の方法について
ご紹介しました。
お盆まではまだまだ期間がありますが、
一気にお掃除しようと思うと
なかなか手が付けづらいものですよね。
気が付いた時に少しずつお手入れすることで負担が減り、
気持ちよくお参りできるのではないでしょうか。
では、今日もよい日をお過ごしください。