墓石の上

こんにちは。

朝の雨はどこに行ったのでしょうという青空になりましたね。

蒸し暑さは相変わらずなので、熱中症対策は万全にしたいものです。

 

さて、今回はお客様から時々聞かれる

このお墓について。

当社の展示場にもあります、このお墓は「大名墓」と呼称されるもので、見ての通り特徴はお墓の上に立派で重そうなな笠がのっているところです。

名前の由来やなぜこのような形状なのかは諸説あり、大名の為に建てられたのでとも、大名のお墓の様に豪奢で大型なのでともいわれています。

元々、お墓は高貴な身分の人々だけが建てられるものでしたが、江戸時代後半あたりから庶民にも広がりました。

大きな商家や庄屋等、お金のある家で立派なお墓を建てるようになったころ、この形状も広がったようです。

かなり高さのあるお墓になるので、大きな建物がない時代に遠くからでも目視できるくらいのお墓は誰から見ても圧巻だったでしょう。

家の権威を示すには、これくらいの存在感が必要だったのかもしれませんね。

 

お盆も近いです。

大きくても小さくても、お墓は家族にとって大事な物。

先祖に手を合わせるお参りはできるだけ行くようにしたいものです。

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