こんにちは。大湯石材のブログです。
お墓参りをするとお墓の前で合掌しますが、その合掌についてご説明いたします。
インドや東南アジアでは、現在も日常の挨拶に合掌をします。インドに生まれた
この合掌が宗教的な礼法として取り入れられ、日本にも伝わってきたものです。
合掌という礼法は神道でもキリスト教でも使います。神道では合掌とともに柏手をうったり、キリスト教では十字をきったりします。
二つの掌を合わせる事は、心を一つにして気持ちを安静にする効果があり、神仏に向かって精神を統一して祈るという作法にかなっています。
一般の合掌は、指も掌も隙間なくぴったりと合わせ、空洞を作らないことです。仏教では右手を仏、左手を自分として、仏と自分が不二のものになることを祈るのです。合掌は不二一体を実感すると同時に心の統一が大切なのです。