ユネスコ無形文化遺産2

こんにちは。

大寒波襲来中ですが、どのようにお過ごしですか?

3連休、子供たちは雪の中走り回って、滑るのも楽しそうです。

あの元気は見習いたいです。

 

さて。

今回は『吉浜のスネカ』の紹介です。

吉浜のスネカは、岩手県大船渡市三陸町吉浜の伝統行事で、毎年1月15日(小正月)に行われます。

発祥は不明ですが、江戸時代辺りではといわれています。

呼び名は「スネカワタグリ(※)」が略されて「スネカ」になったという説が一般的なようです。

※脛の皮を剥ぎ取るという意味。火斑(ひがたと読みます。簡単に言うと低温やけどですね)ができるほど長時間囲炉裏やこたつにあたってゴロゴロしている怠け者は脛の皮を剥ぎ取られるということからきているようです。

スネカの風貌は、刃物を持ち、みのを着て、背中に俵を背負い、腰に鮑の殻を下げ、異形の顔をしています(顔は個体差があり全て違っています)

刃物は脛の皮を剥ぎ取る為、俵は親の言うことを聞かない子供を入れて山へ運ぶ為に携帯するそうです。

そこだけ聞くと怖い神様ですが、戒めだけでなく、豊漁・厄除け・健康祈願の役割も兼ねています。

 

今回はここまで。

次回は山形県遊佐町のお話をしたいと思います。

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