マリ共和国のお墓

こんにちは。

夜中から凄い雨ですね(-_-;)

雨の日は視界が悪くなりがちです。

歩行者、軽車両、車問わず安全に気を付けてください。

 

さて。

今回はマリ共和国。

2004年に登録された「アスキアの墓」について。

 

アスキアの墓は15~16世紀に繁栄していたソンガイ帝国の皇帝アスキア・ムハンマドの墓地だと言われています。

ソンガイ帝国はイスラム的な文化とソンガイ的な文化とが統治者によって入れ替わっていた帝国で、このアスキアの墓は皇帝アスキアがイスラム文化を取り入れていたため、ピラミッド型の墓の他、ふたつのモスクなどイスラム様式の建造物になっているそうです。

 

この遺跡建造物群は泥で構成されていることもあり、定期的な修繕が行われているそうですが、自然的なものではなく、別の事情で危険にさらされています。

世界遺産委員会は2012年、アスキアの墓をマリ北部の地域紛争を理由に、危機遺産リストに登録しました。

 

故人や民が安らかであれと願ったお墓や像が、戦争や宗教的な理由から破壊されるのは嘆かわしいことです。

時代と当時の文化は大事に大事に守っていきたいものです。

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