こんにちは。
雪、降りましたねぇ。
すぐ消えそうではありますが、いよいよ冬が本番という感じです。
さて。
今回はお墓から少し離れて、最新の遺跡話題など。
福島県相馬市教育委員会が11月29日に発表。
『鹿島区鷺内遺跡から編み籠内に大量に詰まったクルミが出土』
個人的には何だと?!と歓喜する発表でした(^o^)丿
本物見たい(笑)
写真を見てみましたが、ほぼ完全な状態で出土していて、全国的にもこれほど状態の良いものはないと思われます。
縄文時代晩期中頃と推測されるそのくるみは、粒が大きくしかも大きさが均等なオニグルミ。
籠も縁の部分の編み方が繊細で丈夫につくられているそうで、当時の保管状況のわかる貴重なものとして注目されています。
縄文時代の主食はクルミ、ドングリ、クリ等で、一説では植樹を行っていたのではないかともいわれています。
他と争わず、森とも人とも上手に共存していたと推測される縄文人。
現代人が忘れているものを、遺跡というものを通して再確認するのもいいかもしれませんね。