こんにちは。
まだまだ暑い日は続きそうですね。
湿度が高いと、温度計の数字に関係なく暑さを感じます。
湿度管理もしっかりしていきたいですね。
さて。
お墓とお花について以前お話しましたが、今回はその付属としての話。
そもそも何故お墓(お仏壇)にお花をお供えするのかを考えたことはありますか?
昔からの倣いで、何となくそういうものだと思っているから。という方も多いでしょう。
私もそうでした(笑)
調べてみたら、深くて理由も諸説ありまして、ここですべてを説明するには長すぎてしまうので一部と個人的な感想を少し。
仏教においての事の発端はゴータマ・シッダールタまで遡ります。この話も長くなるので簡単に。
シッダールタはブッダ(お釈迦さま)になる前の修行中、燃灯仏という名前の仏様に会った際、ご供養として何かを差し上げたいと思ったものの適切なものが手元になく、近くにいた花売りからお花を買って差し上げた。
これがお花をお供えすることの由来らしいです。
理由としては。
・仏教の修行への誓い
・生から死への変化を表している
・邪気を払う
・野生動物除け(薬草・毒草の類を一緒に埋葬することで遺体を荒らされるのを防ぎ、伝染病予防にもなる)
・自分の心と向き合う
等々。
故人にお花をというのは宗教・宗派・地域・文化によっても異なるのですが、共通している理由は一つでした。
例えるならば。
「お世話になった方に喜びそうな品物と花束を贈る」というのと同じだということです。
故人を思って、綺麗なお花をと考える「感謝の心」です。
お花を貰って怒る人は少ないでしょう。
お花はその外見と香りで、人の心を安らかにします。
お花による様々な効果は、現在も発揮されているようです。