おはようございます。
青森県弘前市 大湯石材店のお墓のブログです。
ここ数日で一気に気温が下がり、夜もだいぶ冷え込むようになりました。
今年の冷房の出番はもうそろそろ終わりでしょうか?長袖を着ている方が増えた気がします。
はい。
今年のお盆の期間が終了しましたね。
お墓参りやら親戚のおもてなしやらで忙しくされていた皆様、お疲れ様でした。
今日の記事はお盆の後始末について書いていきます。
お墓にお供えしたものの後始末
お墓参りに行った際にお供えした食べものは、一旦お供えした後にその場でいただくか、持ち帰るのが良いとされています。
すぐに持ち帰るのは気が引けるという方は少し時間を置いて取りに行くのが良いかもしれません。
お墓にお供えした食べものをそのままにしておくと、カラスや虫などに故人が眠るお墓が荒れてしまう原因になります。
お花も同様で、枯れると花びらや葉っぱが散らかってしまったり、お墓も寂びれたように見えてしまったりします。
特に食べものなどは自分のお墓以外のところまで荒らされてしまうことがありますので、お墓参りをして供養をしたらお線香の灰以外は持ち帰りましょう。
お仏壇にお供えしたものの後始末
お仏壇にお供えした御仏供膳は、朝供えたら午前中に下げ、家族みんなでいただくのが良いとされています。
仏様はご飯の湯気を召し上がると言われていますので、ご飯の湯気が無くなったら下げても大丈夫です。
果物やお菓子がたくさんある場合は、一旦お供えした後に家族や親戚、持ってきていただいた方と一緒にいただきます。
お盆のお供え物の後始末の方法
お盆のお供え物は、本来は土に還すのが良いとされています。
細かく刻んで邪魔にならないように庭の隅に捨てて、鳥につついてもらったり蟻に運んでもらったり…という方法もあるようですが
住宅事情等でそれができないことも多いのではないでしょうか。
その場合は白紙に包んで塩で清め、普通の家庭ごみと一緒に出します。
自然に還すといって公園や道路に置いておくのはマナー違反ですのでやめましょう。
また、お寺のお炊き上げで処分してもらえることもあります。檀家になっているお寺に相談してみるとよいでしょう。
いかがでしたか?
お盆の後始末でも一番大切なのは『故人を敬う気持ち』です。
それと、無理せずご自分のできる範囲で。
心を忘れず日々を過ごして生きたいものですね。
では、良い週末をお過ごしください。