こんにちは
お墓事情について書きます。
現在のお墓事情は様々に変化してきています。皆さんもテレビ・雑誌等で情報を得られている事でしょう。
お墓は代々引き継がれて来たものから、家族のみや、夫婦のみ、個人だけ入るお墓へと様変わりして来ています。
また、お墓を建てず、永代供養墓(誰でも入れる集合墓)や、樹木葬・散骨葬などお骨を埋めるだけや撒いてしまう。そういう時代に来ています。
このように変化して来た背景には様々な要因があります。
お墓を作っても見てくれる後継ぎ・親族がいない。子供には負担をかけたくない。費用の負担ができない。など他にも要因は沢山あると思います。
それでは、お墓は無くてもいいのでしょうか?
日本では遺体を放置すると、罰せられます。決められた手順で処理しなくてはいけないのです。
そうなると、何らかの埋葬する方法を取らなくてはいけません。
今現在自分で出来る範囲を考え、後に残される人たちの事も考慮しながら、埋葬のかたちを考えましょう。
余談ですが、世界には風変わりな埋葬があります。
鳥葬(チベット)なるもので、鳥葬場へ遺体を置き、ハゲタカについばまれることで死者を弔うやりかたです。
風葬(東南アジア・北米・オーストラリアなど多くの地域)なるもので、昔は日本でもおこなわれていた。遺体を野ざらしにして朽ち果て風化するのを待つやりかたです。
事情はいろいろあると思いますが、何となくこれでは切ない気がします。しかし、このままではそうなりかねないかも知れません。
故人をきちんと葬ってあげるようにしていきたいものです。
その意味ではお墓なる印は大切なものになると思います。お墓という物をもう一度考えてみて下さい。また、ご相談下さい。
それでは、またの機会に書きたいと思います。