未完のお墓1

こんにちは。

春らしい強い風が続いていますね。

埃や花粉が粘膜に与える影響は大きいので、手洗いとうがいの習慣は、冬に引き続き必要のようです。

 

さて。

今日は秦始皇帝陵について。

 

中国陝西省西安市に、秦始皇帝陵と兵馬俑坑はあります。

1987年に世界文化遺産に登録されました。

 

中国史で最初の皇帝だった秦の始皇帝は、権力と財力の総力をあげて陵墓を建設しました。

陵を取り囲むようにつくられた俑坑には、戦車100以上、馬600以上、兵士8000以上が等身大の状態で発見されています。

1974年に地元の農家さんが兵馬俑1体を偶然発見してから、現在でも調査は続けられていて、発掘済みの面積ですら既に約2万㎡もあるそうです。

 

歴史的に見て、頂点に立った人間は不老不死を求めます。

様々な説はあるようですが、秦の始皇帝も不老不死を求めたものの、自分が人間であり、死ぬこともあると自覚していたのでしょう。彼は現状(現世)の生活を死後も続けるため、このような大がかりな墓をつくったのではと考えられています。

 

司馬遷の「史記」によると、

「水が湧くほど深く掘られ、水が流れ込まないように銅の壁で固めた」

「皇帝の部屋の他に、文官・女官等の部屋、財宝部屋もある」

「盗賊の被害を防ぐために、自動で矢が放たれる仕掛けをつくった」

「皇帝の部屋には天体図が描かれている」

「(地下なのに)部屋の中は常に明るい」

「水銀の川と海をつくった」

等々、地下宮殿とでもいいましょうか、とにかくすごい施設が建設されていたと記されているそうです。

 

本格的な調査が始まるまで、始皇帝の墓はただの伝説とされていました。

しかし、実際に発見され、史記の中の「水銀の川と海」に関しても、どうやら本当だったのではないかと言われています。1981年の調査で、坑周辺では自然界でありえない濃度の水銀の成分が確認されているそうです。

 

長くなったので、今回はここまで。

次回は兵馬俑について、少しお話ししたいと思います。

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