埋設土器~子供のお墓~

こんにちは。寒気と暖気の繰り返しで体調管理も大変ですが、手洗いうがいを心がけて元気に過ごしたいですね。

 

さて。

今日は青森市にある特別史跡の三内丸山遺跡のお墓事情についてお話ししたいと思います。

縄文時代から死者を埋葬するという概念はしっかり習慣化されていたようです。

大人の墓は、配置も遺体の向きもきれいに整い、現在の墓地と変わらないものでした。

では。

子供の墓はというと。

小さな子が亡くなると、普段生活に使っているような土器に遺体を入れて埋葬していました。

現在のように医療が確立されていない時代なので、赤ちゃんや小さな子供の死亡率は高かったようです。

土器の中からは、丸い小さな石が見つかることが多く、おもちゃを一緒に入れた、神事につかった、等の説があります。

子供の墓は住居の近くにあることがほとんどで、小石同様、子供をおもう家族の気持ちが感じられます。

 

昔の人々の死者への敬いや思い。

私がごちゃごちゃと解説するより、見学に行く方が早いかもしれないです(笑)

冬でもボランティアガイドさんがついて見学できるので、興味のある方は三内丸山遺跡に是非出かけましょう。

かなり寒いので、防寒はしっかりお願いします(・ω・)ノ

 

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