お知らせ

「令和」に込められた意味

2019年4月15日

おはようございます。青森県 弘前市 大湯石材店のブログです。

 

4月1日に新元号が発表されましたね。

「令和(れいわ)」

個人的には、美しくかっこいい響きで、新しい時代が来るんだとワクワクしました。

 

これから時代が変わるとともに

お墓に戒名・法名とともに「令和」の字が刻まれるようになっていきます。

 

新しい時代が来るまであと少し。

「令和」という字の出典やこめられた意味について詳しく知りたいと思い調べたところ

素敵な解釈をしているものがあったのでご紹介したいと思います。


■出典は万葉集

政府によると、

出典は「万葉集」の梅花歌三十二首の題詞(※)

天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。于時、初春令月、氣淑風和。

(天平二年の正月十三日に、帥老の宅に萃(あつ)まりて、宴会を申(の)ぶ。

時に、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(よ)く風和(やはら)ぐ)

から引用したとされています。

 

※題詞(だいじ・だいし)

…詞書(ことばがき)。和歌の前につけ、作歌の時、所、事情などを簡単に説明する文章のこと。

万葉集に「梅の花を見る宴会で詠まれた三十二首」が載っていて

その歌はどんな時にどんな事情で詠まれたものかという説明をする部分に

「令」と「和」を用いる文章が掲載されている、ということだそうです。

 

ん?宴会の歌?

 

■実は生活感たっぷり?の万葉集

奈良時代の歌集に、「宴会で詠まれた歌が載っている」というのはおもしろいなと思いました。

 

私の勝手なイメージでは、高貴な身分の人たちが

雅な風情を描いている和歌が集められたものだと思っていたのですが、

実は万葉集、生活の中のことを詠んだ歌が掲載されているそうで

日記や手紙、宴会の記録やラブレター、だじゃれやラブコメなど

多種多様な種類の和歌が載っているといわれています。

 

■圧倒的な妄想力!梅が咲くには早い季節だった?

題詞の冒頭部分を見ると、「正月十三日」と書いてあります。

これは、旧暦「正月十三日(天平二年)」。太陽暦では「2月4日(西暦730年)」のことだそうです。

宴の場所は大宰府(福岡)。

長年、文学研究者の間で「2月上旬、梅の花…咲いていないのでは?(笑)」と冷静なツッコミが入っていたとか。

 

また、この後に続く「梅の花を詠んだ歌」たちの中には、

同じ宴会で詠まれたはずなのに

「梅が今真っ盛り!超満開!」という歌もあれば

「梅、今すごく散ってます」という歌もあるそうで。

 

実際に目の前にある”冬の梅”の風景ではなく、

各々が想像力を働かせて、思い思いの美しい梅の様子を

歌っていたのではないか?といわれているそうです。

 

■妄想の花を詠んだ理由

というのも、そもそもこの宴が行われた背景に

参加者の中の歌人が大宰府に赴任するため移住してすぐ

妻を亡くしていた、というエピソードがあります。

 

つまり、梅の花を楽しむ宴会という名目で

その人を慰める意図があったのではないか、と考えられています。

 

題詞に戻ると

「令月」とは「(何事をするにも)よい月(転じて、正月のこと)」

「風和」は「風がやわらぐこと」。

その意味するところとは、

”妻を亡くした旅人をかこむとき、酒を飲みつつ、満開の梅を想像しよう。

だって今日はこんなに春の香りのする、すてきな月で、風がここちよく吹く日なのだから――。”

 

令和の出典は、「誰かのために想像力を働かせる」ことばだと考えると

素敵だと思いませんか?

 

 

■「寄り添う心、想像力」が必要な時代になる?

 

安倍首相は、「令和」とは「人々が美しく、心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味」と、

記者会見で説明していました。

 

宴会で人のことを想い、心を寄せ合って美しい景色を想像し、歌を詠んでいた様子を

新しい時代のあり方としてあてはめられたのかもしれませんね。

 

引用・参考サイト:https://bunshun.jp/articles/-/11340


いかがでしたか?

 

「令和」という年号に込められた意味・解釈には

色々なものがありますが、そのうちのひとつをご紹介しました。

 

これからの時代が人を思いやることのできる明るい時代になりますように。

あと少しの平成の生活も楽しんでいけたらいいですね。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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供養トリビア ~風葬~

2020年10月29日

こんにちは。弘前の大湯石材店です。

すっかり秋も深まり、冷え込んできましたね。

さて、文脈もなく今日のお話し(^_^;)

【風葬】です。

風葬とは、火葬や土葬等の遺体処理をすることなく、自然の中で風化を待つという風習のことで、世界各地にみられるものです。

日本では、琉球や奄美などの島で行われていましたが、現在では行われてはいません。

 

琉球地方の風葬は島や地域、階級などで違いがあったようですが、一般的な庶民の弔い方は、不浄の聖域であるとされる「後生(グソー)」へ遺体を運び、そのまま風化を待つということが多く、埋葬という形ではないけれどグソーが共同墓地と考えていいようです。

 

風葬は自然葬にあたります。

魂のいれものだった体を自然に返すという概念ですね。

現在ではバルーン葬や海洋葬などが挙げられます。

 

時代が変われば、弔い方や種類も変わります。

故人や遺族、それぞれの考えや意見もあるので、お互いに満足のいくように、出来る事なら生前に話し合っておくことも大事ですね。

お墓の掃除とリフォーム

2020年10月28日

お墓をきれいに保つ方法は、何といってもこまめにお手入れをすることでしょう。

墓石は、風雨にさらされているため、ほっておくとホコリなどが積もるだけでなく苔が生えてきます。

これは墓石を劣化させるものです。

掃除の時には、雑巾などで丹念に汚れを落としましょう。

そして墓石を洗ったら必ず乾いた布で水分を拭き取っておきます。

雑草を抜いたり、積もった落ち葉などのゴミを取り除くことも忘れないようにしましょう。

 

 

どんなに頑丈につくられたお墓でも、時間の経過とともに石が傷ついたり風雨の浸食で風化が生じたりします。

また地震や自地盤沈下などの天災による狂いもおこります。

こんな時にはお墓をリフォームすることもできますので、是非ご相談ください。

 

 

 

 

 

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