2説あるようですよ

こんにちは。

今日は十五夜ですが、天気が思わしくなく・・・。

昨日のお月さまは綺麗だったのですがねぇ(-_-;)

少しでも見えたらいいなと思います。

 

さて。

本日はお墓ではなく、お仏壇について少し。

日本でのお仏壇の起源ははっきりとはわかっていないようで、有力だとされているのは2説あるようです。

 

ひとつは、持仏堂から変化したとされる説。

平安時代、貴族などの所謂雅な身分の方々のほとんどは持仏堂をもっていたようです。

この時代で有名な「更級日記」の著者、菅原孝標女が薬師仏を造って屋敷のなかに祀ったというのが広がり、堂を小型化したのが仏壇のはじまりではないかというもの。

 

もうひとつは、魂棚から変化したとされる説。

お盆に家の仏様の霊を迎える為の祭壇を魂棚(盆棚・水棚)いい、それをお盆という季節限定ではなく常設化したものが仏壇になっていったのではないかというもの。

 

他の仏教国、例えばタイの場合、寺院が日常生活に密着しているため、自宅に仏壇をおく習慣は少ないようです。

モンゴルの場合、遊牧文化の国であるため、ゲルの中に仏壇を設置するというところもあるそうです。

 

これらのことから、仏壇を家に置くという習慣は、身近なところに先祖を祀るということだけでなく、寺院が自宅から遠いという条件がある場合が多いということなのでしょうね。

 

先祖あっての現代の自分。

お墓や仏壇の起源がどのようなものであったにしろ、先祖を祀るということの大切さは同じです。

 

宗教・宗派問わず、良い風習は受け継がれていってほしいものです。

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