歴史と石

こんにちは。

GW後半突入ですね。

天気の良い日が続くようなので、お出かけの方は楽しめそうですね。

 

さて。

GWなので、どこも様々なイベントや展示を催していますが、世界に誇れる三内丸山遺跡では6月9日まで「黒曜石 縄文の色展」が開催されています。

黒曜石とは、火山岩の一種です。

名前の通り黒い石で光沢があり、割れ口は鋭くなります。

切る・刺す等の道具には最適で、テレビなどで見るナイフや鏃(やじり)等がわかりやすい例かと思います。

県内では西海岸(深浦等)や戸門地区(青森)等で発見することもできますが、性質的にこれらの加工品には向かない為、三内丸山の縄文人は他の地域(※)のものを使用していました。

(※成分解析によって原産地の推測ができます)

実は交易もしていた縄文人。北海道をはじめ、長野、新潟、山形等日本海側を中心に展開していたようです。

 

黒曜石の石器は宝石の様で本当に綺麗です。

あの造形は職人の仕事ではないかと思うのです。

その頃から石の職人は存在していたのではないかと想像すると、石屋としては考えさせられるものがあります。

 

歴史と石。

このGWで見て、考えて、学習してみるのも面白いかもしれませんよ(^o^)/

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