ユネスコ無形文化遺産6

こんにちは。

天気はそこそこいいですが、風が冷たいですね(>_<)

まだまだ手袋も帽子も手放せないようです。

 

さて。

今回は「見島のカセドリ」について。

佐賀県佐賀市蓮池町の見島地区で行われている小正月(現在は毎年2月の第2土曜日)の行事で、約350年以上の歴史があるとされています。

カセドリとは、雌雄つがいの神のつかいの鳥で、藁蓑、手甲、脚絆、足袋(白色)、笠を身につけ、目、鼻、口だけが出るように顔と頭も白布で覆い、地元の独身男性がこれに扮します。

カセドリに扮した男性は、地元の熊野神社での儀式の後、各家々をまわって新春を祝い、家内安全や五穀豊穣を祈願します。

両膝をつき体制は前かがみ。捧げもののお酒やお茶もそのままの体制で飲むのだそうです。

「カセドリの顔を見ると幸運が訪れる」といわれていて、家人は前かがみのカセドリに上を向いてもらうため、高さのある容器でお茶をだしたり、それぞれ工夫するそうです。

カセドリは長さ約1.7mほどの竹(一方を細かく割られたもの)を持ち歩き、これを神社でも家々でも床に打ちつけて鳴らすそうです。竹の打ち鳴らしは厄を祓うとされていて、来訪神行事のなかでも特徴的とされています。

 

今回はここまで。

次回は鹿児島県の話をしたいと思います。

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